自動組版

Webや基幹システムの情報資源から出版物を作成

自動組版とは

DTPアプリケーションにおいて、テンプレートを基にデータベースなどから印刷用組版データを自動的に完成させる方法です。プログラムによって文字挿入や画像の配置が行われます。タクトシステムは、ExcelやFileMaker ProなどのデータベースソフトとInDesignを連動させたソリューション構築を得意とします。
Mac OS環境でAppleScriptを活用した組版データ作成がメインとなります。

コストを大幅に抑えて大量ページの作成が可能

自動組版処理はプログラムが行いますので、あらかじめテンプレートを用意しておけば、データの支給次第で迅速かつ大量に印刷用組版データを作成することが可能です。プログラム作成にかかる費用は最初だけですので、定期案件であればトータルコストを減らすことができます。また、法則性に基づいて作業を行うため、人為的ミスがなくなります。

ソースデータから印刷用データへ、クロスメディア展開

印刷用組版のソースとなるデータは、Webで活用しているデータベース、または蓄積された基幹システムなどを転用できます。ExcelやCSV、XMLをもとに組版データを作成し、さらに後工程で目次や索引を作成します。また、事前にパラメータを準備しておくことで、組版校了後に最新の情報をデータベースへフィードバックすることも可能です。

自動組版具体例

化学薬品メーカー

商品データベースをwebと商品カタログに展開

80,000点以上の薬品情報データからカタログを作成

基幹データベースから書き出されたデータを元にWebとカタログを作成されていたお客様から、カタログ制作システムの旧式化を機に、新しいシステムの構築依頼をいただきました。元が古いシステムのため、ユーザー定義外字やオリジナルのタグが使用されていたりと、変換作業には苦心しましたが、正確にカタログを自動作成するシステムが完成しました。
ページ数:900ページ
製作期間:システム構築 2ヵ月

有名女子大学

web用のhtmlタグ付きデータをカタログ用に変換して自動組版

学部、学科ごとにシラバス情報(講義内容)を掲載した冊子作成

Web表示用に入力された情報をもとに、学科・学部ごとのシラバス冊子を作成したいとのご依頼をいただきました。もともとがWeb表示用のため、htmlタグやオリジナルタグの処理、文字参照の変換作業等が発生しました。自動組版時にそれぞれに適切なスタイルを仕込んだことで、目次用原稿や索引用原稿も自動抽出することが可能になりました。
ページ数:500〜700ページ×13冊 計約7,000ページ
製作期間:システム構築 1.5ヵ月

機械関連部品商社

膨大なデータを集約してデータベース化し、商品カタログへと自動組版

商品ごとにコマ生成、配置し精密機械カタログを作成

お客様の基幹データベースと膨大な数のExcelシートという異なるデータソースを結合し、自動で商品説明コマを生成するシステムを構築しました。基幹データベースから書き出された CSV は Excel で読み込めないほど大きく、また支給された Excel ファイルは1つずつ開いて閉じていくだけでも数日を要する量でしたが、時間をかけて FileMaker Pro に取り込むことで、自動組版用データとして活用できるようになりました。

化粧品会社

ExcelからIllustratorへ大量の商品コマを自動作成

ブランディング企画用に商品ギフトカタログ作成

カタログ作成の組版作業を始める前に、お客様とExcelで原稿のやり取りを行いました。原稿の内容をやり取りしている間に組版プログラムの開発を仕上げ、すべての原稿ができあがった段階でExcelからIllustratorへ大量のコマを生成しました。コマ素材のみ自動で組み、最終仕上げはデザイナーが行うという形でしたが、原稿作成と組版プログラム開発を並行して行ったので、ほとんどタイムラグを発生させずにすみました。