2021.07.28 Wed

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スムーズなRPA導入に向けて

#RPA, #DX

author:近藤正成

こんにちは。
営業担当の近藤です。

前回は、人口減少が皮切りとなってRPAに注目が集まった理由について考えてみました。
今回は、RPAをスムーズに導入する方法について考えてみたいと思います。

●RPAはノンプログラミングっていうけれど?

RPAの魅力の1つは何と言ってもプログラミング知識を必要としないこと!

プログラミング言語を覚える必要はないので、誰でも簡単にロボットを作ることが出来る、というのが主にRPAが日本に入ってきた初期段階(だいたい2017~2019年ごろ)での触れ込みであったように思います。

たしかにPHPもJAVAもC++も必要としないRPAは一気に普及することとなりましたが、果たして『誰でも簡単に…』と言えるものだったのでしょうか?

プログラミングとフローチャート

▲プログラミングとフローチャート

RPAツールは多種多様にありますので一概に答えることはできないかもしれませんが、やはり単純にプログラミング知識がないから誰にでもできる、ということには無理があるように思います。

●RPA導入を阻む3つの壁

RPA導入を進めるにあたってはさまざまな障壁を乗り越える必要があります。

RPA導入でPC上の繰り返し業務を効率化できることは間違いありませんが、そのために必要となる“壁”をキチンと理解しておくことが大切です。

1.知識と経験の壁

前述の通り、RPAはプログラミング知識を必要としませんが、業務手順をまとめ、フローチャートに落とし込むことは必要です。プログラミングに慣れ親しんでいる方にはアタリマエかもしれませんが、RPAはノンプログラミングだからという認識で、いきなり手を付けようとすると難敵です。

実務担当の方がRPA導入を進める場合には、不慣れなアルゴリズム作成に直面することになります。

2.業務選定の壁

RPAはPC上の繰り返し作業をロボットが代行してくれる、というものですが、そのためには『PC上の繰り返し作業』をリストアップすることから始めなくてはいけません。誰が、何を、どのような手順で行っているのかを明確にするために、日ごろの業務プロセスを丁寧に読み解く必要があります。

よくある失敗談として、「『RPA導入を検討するから、繰り返し作業を書き出してください』リストが回覧されてきた」というものがあります。いきなり「あなたの仕事でロボット化できることを教えて」と言われても返事ができる人はほとんどいません。

情報システム担当の方がRPA導入を進める場合には、実務担当者の業務をひとつひとつヒアリングする必要がありますので、業務選定が大きな壁となることが多いようです。

3.組織の壁

RPAツールを使えばPC上の繰り返し作業をロボット化することが出来ますが、ロボットを作るためには時間が必要です。時間をかけて業務をロボット化するためには、上長の承認を必要としますが、組織の壁が立ちはだかることがあります。

・隣の部署ではRPA活用が進んでいるが、自部署では上司のOKが出ない。
・ロボットを作るための申請書類作成に時間がかかる。
・業務が効率化されたことを評価してもらえる仕組みがない。

などといった話を、実際にRPA導入済みの企業の方から聞くことがあります。

上長の理解と評価の仕組みは、組織的にRPA導入を検討しない限り必ず発生する問題となります。

●RPA導入のポイント

RPA導入の壁を乗り越えるポイントは『小さく始めて、徐々に対象業務を広げていくこと』です。

RPAでロボット化する仕組みを導入するとアレもコレもロボットに、と思ってしまいがちですが、スモールスタートのほうがうまくいくことが多いように思います。特に最初のうちはロボットと一緒に働く、ということに慣れなくてはいけないでしょう。

また、ロボット化する業務をうまく選定していく必要があります。RPA導入効果は定量的に測ることが出来ますが、定性的な導入効果に目を向けることも大切です。

定量的に効果測定できる作業

単純な繰り返し作業

長時間・長期間続く作業

複数人が行う同じ作業

深夜や休日の作業

待ち時間が発生してしまう作業

忘れてしまいがちな作業

RPAの定性的な導入効果

ミスの削減

(≒チェック時間の削減)

社員ストレスの軽減

セキュリティ対策の向上

人的リソース不足の解消

●伴走型RPA支援とは

RPA導入にはさまざまな壁がありますので、一概にプログラミング知識を必要としないから、という理由だけで導入を考えることはお勧めできません。特にロボット開発・運用を自社内で行うか、アウトソーシングするかは大きな分かれ道になりますので、しっかりとした検討が必要です。

大きくは以下の3つのプランに分けることができます。

プラン

完全自走プラン

伴走型支援プラン

運用のみプラン

内容

自社内でロボット開発から運用までトータルで行いますので、組織的なRPAへの理解が必須となります。

簡単なロボットは自社で開発し、難しいロボットの開発はアウトソーシングします。

自社内でのロボット開発は行わず、運用のみを行います。

組織

RPA専属組織

兼業型RPA推進チーム

開発依頼窓口の方のみ

アウトソーシング費用

RPAは自治体や大企業を中心に導入が進められてきた経緯から、自社内のリソースとスタッフィングを調整するか、完全にアウトソーシングしてしまうか、のどちらかを選択することが多くなっていました。

それに対して伴走型のRPA支援は、自社で行うこと/行わないことを切り分けることによって、最小限のコストで最大限の効果を狙う施策です。中小企業へのRPA導入が進み、スモールスタートが浸透するに従って、費用と効果のバランスを取りながらRPA導入を進める企業が増えています。

 

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