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Google Analytics Certificationを受験しました

2022.09.30 金

こんにちは、デジタル事業本部の藤田です。

先日、Google Analytics CertificationというGoogle公式の認証試験を受けてきました。Googleアナリティクス認定といえばGAIQがありますが、2022年8月16日GoogleスキルショップにGA4対応の認証試験が登場しました。

 

 

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GA4とユニバーサル アナリティクス

2022年3月17日Googleから、2023年7月1日をもってユニバーサル アナリティクスのサポートは終了しますというアナウンスがなされました。

ユニバーサル アナリティクスとはいわゆる現行のGoogleアナリティクスを指します。Googleは2005年にUrchin Software Corp.という企業を買収しGoogleアナリティクスのサービスを開始しました。その後Googleアナリティクスは機能を追加し、2012年から徐々にバージョンアップして2014年に正式リリースされたのがユニバーサル アナリティクスです。

ユニバーサル アナリティクスに代替する次世代GoogleアナリティクスがGoogleアナリティクス4(GA4)となります。

ユニバーサルアナリティクス(UA)の画面

ユニバーサルアナリティクス(UA)の画面

 

Googleアナリティクス4(GA4)の画面

Googleアナリティクス4(GA4)の画面

 

 

Google Analytics Certificationとは

Google Analytics CertificationはGoogleスキルショップで誰でも無料で受験できるGoogleアナリティクス4の認証試験です。ユニバーサル アナリティクスの認定資格はGAIQ(Google Analytics Individual Qualification:Google アナリティクス個人認定資格)がありましたが、UAサポート終了→GA4移行にともない装い新たな試験が始まりました。

ですが、まだ始まったばかりということもあり すべて英語 です(2022年9月現在)。

Googleスキルショップの画面

Googleスキルショップの画面

 

Google Analytics Certificationの説明文を引用します。

After completing this Google Analytics learning path, you'll be able to:
(この Google アナリティクス学習パスを完了すると、次のことができるようになります。)

Understand how Google Analytics collects and processes data
(Google アナリティクスがデータを収集して処理する方法を理解する)
Set up your Analytics account in a way that supports your business objectives
(ビジネス目標をサポートする方法でアナリティクス アカウントを設定する)
Describe how data is compiled into reports in Analytics
(アナリティクスでデータがレポートにまとめられる仕組みを説明する)
引用元:Google Analytics Certification

Google Analytics CertificationもGAIQ同様今後は日本語対応すると思いますが、僕としては「日本語対応を待つ前に英語でもいいからとにかくやってみよう」という気持ちでした。好奇心の勝ちです。

※2023年1月30日追記:スキルショップで日本語対応の Google アナリティクス認定資格 が公開されています。

 

 

試験方法

試験方法はインターネットを利用したCBT形式で、設問に対し4問の選択肢をチェックし答えていきます。問題数は50問、制限時間は75分で、80%以上の正解率が合格基準となります。つまり50×0.8=40問の正解が合格に必須となります。また受験料等の費用もかかりません。Googleスキルショップのプログラムにサインインすると、すぐに試験を受けることができます。

Google Analytics Certification説明画面

Google Analytics Certification説明画面

 

 

予習

弊社でもGA4は導入済みなので操作性やインターフェイスにはそろそろ慣れたというところですがまだ知らない機能も多くあります。GoogleスキルショップにはGA4学習プログラムがあるのでこちらをひと通り履修しておきました。
2022年9月現在下記3つの学習プログラムがあります。これらはすべて日本語対応です。

 

Google アナリティクスを使用してビジネス目標を達成する

Google アナリティクスを使用してビジネス目標を達成する

 

 

Google アナリティクスでマーケティングの効果を測定する

Google アナリティクスでマーケティングの効果を測定する

 

 

Google アナリティクス データを活用する

Google アナリティクス データを活用する

 

Google Analytics Certificationの問題はこれら学習プログラムの内容から出題されているようです。試験のカリキュラムに含まれている学習プログラムですが、省略することも可能です。試験対策でも実務にも役に立つ内容ですので履修をおすすめします。

 

 

試験本番

試験を受けるにあたり免責事項に同意するかどうかの画面があらわれます。試験の内容をコピペしたり複製したり外部と共有してはいけません的な注意事項が記載されています。この免責事項に同意しないと問題にすすめません。
そして問題文の英語対策ですが、別に僕も英語堪能というわけではないので使ってしまいました奥の手を。ええ、Google翻訳ですね。

Google翻訳拡張機能

Google翻訳拡張機能

巷に翻訳アプリは多々あれどここはGoogle純正が最適化されているんじゃないかという仮説のもとにChromeに拡張機能をインストールして試験に臨みました。試験中に表示される問題文にも拡張機能は動作します。
そんな訳で1問ずつ翻訳→回答を繰り返し25分ぐらいで試験は終了しました。

 

 

結果

合格基準は到底無理だと思っていたのですが、見事合格していました!

合格でした

50問中47問正解(94%)ということなので3問間違えてしまいました。でも合格はうれしい。

試験完了後の合格画面

試験完了後の合格画面。紙吹雪が舞っています。

 

 

雑感

英語の問題文ですがわかりやすいボキャブラリーで書かれているので翻訳なしでもわかる問題がいくつかありました。主語や目的語が明確なので翻訳しても意味不明な日本語になるということはありません。十分意味がわかる日本語に翻訳されていました。

問題自体もGAIQよりは簡単という印象です。GoogleスキルショップのGA4学習プログラムを履修しておけば合格基準に達すると思います。

Google翻訳の精度ですがGoogleは検索サービスというプラットフォームをつくっただけあって自然言語処理の技術は流石だなあと思いました。

たとえば、GA4からデータ探索ツールが導入されましたが、問題文に Explore と書いてある単語も [探索] と訳されるのはGoogleならではです。

Explore

Explore

[探索]

[探索]

しかし、このままでは意味不明な翻訳もあったりします。GA4から導入された「エンゲージメント(Engagement)」がそのまま「婚約」と訳されていたのは笑ってしまいました。

Engagement

Engagement

婚約

婚約

英語と日本語で行ったり来たりしながら問題を解いていると脳内では文章をキチンと解釈しようとするようで、試験終わったころにはかなり理解が深まった気がします。実際はこの試験を受けたからといってGA4のツール操作やアクセス解析がバリバリできるようになるというものでもないと思いますが、GA4の概念が身についたことで新しい知識にアップデートできた感はありました。

 

 

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