ソリューション事例

企画制作、システム開発、業務負荷軽減などさまざまなお客様のニーズや課題、ソリューション事例をご紹介します。

コトブキシーティング
株式会社様

設    立

2010年7月

資本金

1億円

従業員数

261名(2018年11現在)

事業内容

公共施設家具事業/文化・スポーツ・教育施設・議場向け等の家具の製造・販売/カプセルベッド事業/宿泊・仮眠用カプセルベッドの製造・販売ならびにこれらの輸出入

URL

https://www.kotobuki-seating.co.jp

販促の基本となる総合カタログの完成により
目的に合わせた効果的な販売戦略を確立

  • 課    題

    営業担当者への幅広い意見収集で、総合カタログに求める具体的な要望が明らかに

  • 選    択

    カタログの編集方針を変え、様々な課題を解決できる提案力のある制作会社を選択

  • 制    作

    新たに取り入れた試みが総じて高評価。総合カタログの基本形が完成

  • 展    望

    販促活動の基本となる総合カタログのバージョンアップとともに、販促の多様化を実践

課  題

社内での意見収集で明らかになったカタログへの要望

広報企画部 課長代理 
髙井様

弊社は劇場イスをはじめとした公共施設の家具を製造・販売しており、ほぼ2年ごとに総合カタログを発行しています。2017年の改訂時には大幅な刷新を図るためカタログ制作委員会が発足し、カタログを使うメインとなる若手の営業担当者から代表を集めて意見を聞きました。また、ネットワーク環境の充実などにより、幅広い社員へのアンケート調査が可能となり、これまで難しかった様々な意見収集を行うことができました。その結果見えてきたのが、カタログへの具体的な要望です。
例えば製品を熟知しているベテランはカタログがなくても営業できますが、製品知識・経験の少ない若手社員にとっては総合カタログが営業活動のベースとなります。そのため、営業活動をサポートできるような製品の詳細情報、技術資料や事例写真なども数多く掲載してほしいという要望が多くありました。また、カタログを見て購入をご検討いただくお客様のために、誰もが目的の製品を探しやすく、必要な情報を入手しやすい工夫が求められていることもわかりました。
しかし、そうなるとカタログの情報量がかなり増え、作業も大変になります。それをこなすのは、数百ページにも及ぶカタログをこなした実績がある制作会社でないと難しいと思いました。その時思い出したのが、以前お話をうかがったことのあるタクトシステムさんだったのです。多くのカタログ実績があり、アップルスクリプトも手がけているなど、効率的なカタログ作りをご提案いただけるのではと考えました。

選  択

現場の要望を踏まえた具体的な提案内容に依頼を決断

初めての制作会社に総合カタログを発注することには、社内から懸念の声もありました。新たな会社とゼロから作ることにはリスクがありますし、製品をすでに理解している現在の制作会社にこちらの要望を伝えて作り直す方が、普通の考え方ではあります。しかし今回は初めて掲載する情報も多く、これまでとは異なるアプローチが必要と感じていました。そんな時に改めてタクトシステムさんにお話をうかがい、この会社なら対応いただけるのではという感触があったのです。それで、やる気のある制作会社があるので、そこがどんな提案をしてくれるかを見てもいいのではと社内を説得し、コンペを行いました。
コンペ当日は、社長をはじめ広報企画部、カタログ委員会のメンバーや営業担当者も総出で出席、ほぼ満場一致でタクトシステムさんに決まりました。その理由は、弊社のことをよく考えてくれていると、皆が感じたからではないでしょうか。カタログへの様々な要望に応えたいと会社全体で思ってはいたものの、大きく変えることには不安がありました。またどう対応したらいいのかは、社内では漠然としたイメージしかなかった。しかし、タクトシステムさんから具体的な提案をいただくことで展望が見え、こうした不安を払しょくできたのだと思います。

制  作

様々な取り組みで課題解決。社内でも高評価

完成した総合カタログは、社内アンケートでも85%が使いやすいと回答しており、お客様の評判も非常に良いです。二部構成にしたことや検索性を高めたことなど、新たに取り入れた試みがいずれも高く評価されています。作るのは非常に大変でしたが、抜本的に変えてみて良かったと思っています。
制作作業では、膨大な作業となる細かいページリンクや製品情報の整合性も、校正スタッフのお蔭で漏れなく反映していただき、無事乗り切ることができました。また作業中は、つい目の前のことに集中し、ミクロな視点で見てしまいがちな私たちに、クリエイティブディレクターからマクロな視点で意見・アドバイスをいただけたことも良かった。例えば様々な部署の要望を単純に全て取り入れようとすれば、ページ数が増えるだけでなく情報も複雑になる可能性があります。我々はつい何でも入れようとしがちですが、そこを冷静に判断し、情報のバランスを見極め、うまく要望を落とし込んでいただけたと思います。ページ数の多いカタログ制作には、こうした常に全体を俯瞰して客観的に見てくれる存在は非常に大切で、それがカタログの完成度につながっていると思います。
結果的には、営業担当者からの要望にはほぼ対応できたのではないでしょうか。

展  望

総合カタログをベースに多様な販促ツールを展開 

今回の件で改めて認識したのは、総合カタログは販促活動の基本であり、製品情報がすべて集約されているべきということです。現在は、イメージ優先で見せるパンフレット、マーケットごとの製品パンフレットや納入事例集など、目的や用途に応じて情報量や見せ方を変えた様々な販促物を作っていますが、これも情報が網羅されている総合カタログが基本にあることでできるようになったと言えます。今回、総合カタログの基本形をつくることができたので、今後は今の形を踏襲しつつ細かい点をバージョンアップしていければと思っています。
カタログ作りに限らないかもしれませんが、やはり一緒にモノを作るうえではイメージの共有が非常に大切です。しかし、こちらは必ずしも具体的なイメージがあるわけではなく、漠然としていることの方が多い。もちろん必要な情報と理想とするビジョンは提示しますが、それはこちらが想定できる範囲内のものでしかありません。タクトシステムさんにはこちらの漠然としたイメージや要望をカタログのプロの目で見ていただき、今の時代に合っているのか、本当にお客様のためになっているのかを客観的に判断していただき、目的にとって最適な手法をご提示いただければと思います。そして今後、さらなる高みへと前進できることを期待しています。

制作物

総合カタログ

A4変型

422p