Webマーケティング

webマーケティング初心者が知っておきたい基本用語52選

2022.04.06 水

webマーケティング初心者が知っておきたい基本用語52選

webマーケティングを始める際に、最初の壁となるのが専門用語ではないでしょうか。

webマーケティングの専門用語には、カタカナや英語が多く初心者の方は聞きなれない言葉が多いと思います。

 

webマーケティングを外注に依頼している企業の場合、外注先との会話で出てくる専門用語がわからず、なんとなく全部お任せにしてしまってはいないでしょうか?

用語が理解できず、外注先に任せっぱなしにしてしまうと、無駄なweb広告を出稿してしまうなど、効率的でない運用につながります。

 

今回はwebマーケティングでよく使われる基本的な用語についてわかりやすくご紹介していきます。

 

目次

 

解析・分析ツールを利用する際によく使われる用語

解析・分析ツールを利用する際によく使われる用語

インプレッション

インプレッションとは、自社のwebサイトの表示回数のことです。

webサイトがSEOで表示された回数はサーチコンソールでカウントされます。

リスティング広告を出稿した場合に、広告枠にwebサイトが表示されたら1インプレッションとカウントされます。

 

ページビュー数(PV数)

ページビュー数とは、自社のwebサイトで開かれたページ数のことを指します。

webサイトを訪れた1人が3ページ見た場合は、3PVとカウントされます。

 

ユニークユーザー数(UU数)

ユニークユーザー数(UU数)は、特定の集計期間中に自社のwebサイトを訪れた人の数を表しています。

集計期間中は、同じ人が何度も自社のwebサイトを訪れた場合でも1ユニークユーザーとなります。

 

セッション数

セッション数は、自社のwebサイトに訪れた人がブラウザ(chromeやsafari)を閉じるまでを1セッションとして数えた数値となります。

ブラウザを閉じずに数時間経過後にアクセスされた場合は、別セッションとしてカウントされます。

 

直帰率

直帰率は、自社のwebサイトに訪れた人がすぐにページを閉じたり、ページから離れてしまった割合のことです。

直帰率の高いwebサイトは、訪れた人にとって魅力のないページ内容になっていることがありますので、改善が必要です。

 

離脱率

離脱率とは、対象となるページのページビュー数のうち、そのページを最後にサイトから離れた割合のことです。

離脱率は、一律に低いとよい・高いと悪いというわけではありません。

フォーム送信完了画面などは、それ以降移動するべきページがないため必然的に離脱率が高くなる傾向にあります。

 

CV(Conversion、コンバージョン)

コンバージョンとは、自社のwebサイトにおいて目的としているものが達成された場合に、1CVと数えられます。

例えば、資料請求を促しているwebサイトの場合、webサイト経由で資料請求が1件発生した場合に1CVとなります。

コンバージョンは、どこを着地点(資料請求なのか来店なのか)としているかによって変わってきます。

 

流入経路

自社webサイトに訪れた人がどうやって訪れたのかの経路のことです。

流入経路として、検索エンジン、SNS、広告、メルマガなどがあります。

 

リファラー

リファラーとは「参照元」を意味し、自社のwebサイトに流入したユーザーがその直前に閲覧したページのことを言います。

検索エンジンの検索結果から流入した場合は、検索結果のページがリファラーとなります。

メールに記載されたURLやブックマークからアクセスされるなどして参照元がわからない状態を「ノーリファラー」と呼びます。

 

トラッキング

トラッキングとは、webサイト内外のユーザーの動きを追跡して分析することです。

トラッキングを行うことによって、CVを得るための改善点を見つけ出して対策を講じることができます。

 

webサイト・web広告を運用する際によく使われる用語

webサイト・web広告を運用する際によく使われる用語

 

検索エンジン

インターネット上の情報をキーワードなどで検索する際に使用するシステムを指します。

GoogleやYahoo!、Microsoft Bingなどのことです。

 

検索クエリ

検索クエリとは、検索エンジンの検索窓に入力した単語やフレーズのことです。

検索クエリを分析することで、SEOやユーザーのニーズを把握するのに役立ちます。

 

SEM(Search Engine Marketing)

SEMとは、検索エンジンの検索結果から自社のwebサイトやLPに流入するユーザーを増やすためのマーケティング手法の総称です。

SEMの一環として、リスティング広告の利用やSEO対策があります。

 

リスティング広告

リスティング広告

GoogleやYahoo!で検索をすると、広告枠が上位に表示され、下に自然検索の結果が表示されます。

上部に表示されているテキスト広告のことをリスティング広告と言います。

リスティング広告は有料で表示される広告で、入札単価が他社よりも高いほど上位に表示されます。

 

広告の下に表示されている、キーワードでの純粋な検索結果を自然検索と言います。
「オーガニック検索」とも呼ばれます。

 

SEO(Search Engine Optimization)

特定のWebサイトを、広告を使わずになるべく上位に表示させるための施策がSEO(Search Engine Optimization)です。

webページや記事の内容が訪れる人にとって問題解決につながる優良なものであること、頻繁に更新がされていることなど、いくつかの要素で上位表示されると言われています。

 

LP(Landing Page、ランディングページ)

LPは、1枚で縦長のwebページのことを指します。

多くは宣伝用(広告用)として作成されることが多く、LPを着地としたリスティング広告をかけている企業が多いです。

LPは、訪れた人がスムーズにコンバージョンするよう、伝えたい内容を絞り込んで設計されます。

 

LPO(Landing Page Optimization、ランディングページ最適化)

LPOとは、LPのCVRを上げるための施策のことです。

具体的には、ユーザーの興味を引くファーストビューにする、どの端末でも見やすくするなどがあります。

 

EFO(Entry Form Optimization、入力フォーム最適化)

EFOとは、ユーザーに入力フォームへ入力し送信してもらうための施策のことです。

入力項目の数が多すぎる、スマートフォンでの入力がしづらいなどの問題点があると、入力する前(あるいは途中)で離脱されてしまう恐れがあります。

EFOを行うことで離脱率が減り、CVRが上がる可能性があります。

 

オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社で所有しているメディアのことを言います。

本来は自社のコーポレートサイトやパンフレットなども含めますが、自社ブログを指して使われることが多いです。

ペイドメディア、アーンドメディアと合わせて「トリプルメディア」と呼ばれます。

 

UI(User Interface、ユーザーインターフェース)

UIとは、ユーザーと商品・サービスをつなぐ接点のことです。

webサイトにおいては、ユーザーが目にする画面のデザインや操作性を指します。

わかりやすく使いやすいものが「良いUI」と言えます。

 

UX(User Experience、ユーザーエクスペリエンス)

UXとは、ユーザーが商品・サービスを通して得た体験のことです。

UXはUIを内包していて、UIを改善することがUXの改善にもつながります。

 

CTA(Call To Action、行動喚起)

CTAとは、webサイトに訪れたユーザーに特定の行動を促すことです。

商品購入や会員登録を誘導するテキストや画像、ボタンなども同様にそう呼びます。

CTAの工夫として、視認性を高くする、リンク先のイメージを掴みやすくするなどがあります。

 

TD(Title & Description)

TDとは、web広告やWebページのタイトルと説明文を指します。

見た人の興味を引く工夫が必要です。

 

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告のことです。

画像や動画、テキストを用います。

まだ課題に気付いていない人、自社の商品・サービスを知らない人に広くアプローチできます。

 

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、広告媒体主に広告を掲載してもらい、ユーザーがそのリンクを経由して自社のwebサイトで一定の成果が起きた時に課金が発生する広告のことです。

広告掲載の時点では課金は発生せず、定めた成果が得られてはじめて費用がかかります。

 

広告ランク

広告ランクとは、広告を掲載する優先度を決める基準となるものです。

入札単価や品質スコアを上げることによってランクを上げるとこができます。

 

品質スコア/品質インデックス

品質スコアまたは品質インデックスとは、検索連動型広告における広告の品質をキーワード単位で10段階評価したもののことです。

Google広告では品質スコア、Yahoo!広告では品質インデックスと呼ばれます。

10に近いほど高評価で、広告をより上位に掲載できる可能性が高くなります。

 

リマーケティング/リターゲティング

リマーケティングまたはリターゲティングとは、自社のwebサイトに訪れたことがある人に再度アプローチしてもらうためにweb広告を配信することです。

Google広告ではリマーケティング、Yahoo!広告やFacebook広告などではリターゲティングと呼ばれます。

新規のユーザーよりコンバージョンへ至りやすく、CVRが高くなる傾向にあります。

 

アドネットワーク(Advertising Network)

アドネットワークとは、複数の広告媒体を1つに集めてWeb広告を配信する仕組みのことです。

1度の出稿で、アドネットワークにつながっている複数の媒体で同時に広告の配信ができます。

 

リーチ

リーチとは、特定のWeb広告が表示されたユーザーの数、またはユーザー全体に対してそのWeb広告が表示されたユーザーの割合のことです。

同じユーザーに複数回その広告が表示されてもリーチ数は1になります。

ユーザーの識別は端末ごとなので、同じ端末を2人で使用している場合はそれぞれに同じ広告が表示されてもリーチ数は1で、対して同じ人に2台の端末で同じ広告が表示された場合にはリーチ数は2とカウントされます。

 

フリークエンシー

フリークエンシーとは、同じユーザーに特定のWeb広告が表示された回数のことです。

フリークエンシーが多すぎるとユーザーに不快感を与えてしまう場合がありますが、少なすぎるとユーザーの目に留まらない可能性があるので、広告の内容によって調整が必要です。

 

エンゲージメント

エンゲージメントとは、企業自体やその企業の商品・サービスと顧客との結びつきのことです。

Twitterの「いいね」、YouTubeの「高評価」などといった、ユーザーからの反応や行動もエンゲージメントと言います。

 

クッキー

ブラウザ(chromeやsafariなど)が、一時的にアクセス情報を保存することです。

webサーバーで指定したデータを保存することができます。

クッキー情報を活用すると、webサイトに訪れた人に対し、また訪問してもらうために広告を表示させるリマーケティング広告もできます。

 

クッキーには有効期限があり、期限が過ぎると消えます。

現在はクッキー情報の保存が許可制になっていたり、有効期限が短くなっています。

 

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスの存在を知ってから購入するまでの道筋を旅に例えた概念です。

カスタマージャーニーを可視化させた図を「カスタマージャーニーマップ」といい、商品やサービス購入までの各過程における課題や対策を考える際に役立ちます。

 

CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)

CRMとは、顧客の情報を収集・分析して顧客との関係性を構築するマーケティング手法を指します。

ニーズが多様化し、各々の顧客に適したアプローチを行うために重要となる手法です。

 

DMP(Data Management Platform)

DMPとは、インターネット上に蓄積された様々な情報を収集・分析するプラットフォームのことです。

DMPは「プライベートDMP」と「オープンDMP(パブリックDMP)」の2種類に分けられ、プライベートDMPは自社にある情報を管理し、オープンDMP(パブリックDMP)は外部の情報を管理します。

 

DSP(Demand-Side Platform)

DSPとは、広告主の広告効果を高めるためのプラットフォームのことです。

SSPと連携して機能します。

DSPの利用によって、自社の商品・サービスに関心のあるユーザーを狙って広告を配信することができます。

 

SSP(Supply-Side Platform)

SSPとは、広告媒体側の広告収益を高めるためのプラットフォームのことです。

DSPと連携して機能します。

複数の広告でオークションを行い、より収益が高い広告を選んで掲載します。

 

webマーケティングの計算によく使われる用語

CTR(Click Through Rate、クリック率)

CTRとは、web広告が表示された際にどれだけの人が広告をクリックしているかを確認する指標となります。

クリック数÷インプレッション数で計算でき、CTRが低い広告文は広告が表示された人にとって魅力的な文章になっていないことを示しています。

 

CPC(Cost Per Click、クリック単価)

CPCとは、広告を1クリックされるのにどのくらいの単価がかかっているか確認する指標です。

web広告にかけた費用÷クリック数で計算でき、CPCが高いとweb広告にかけている費用に対してクリック数が少ないことを示しています。

 

CVR(Conversion Rate、コンバージョン率)

CVRとは、WEBサイトを訪れた人の中でコンバージョンに至った割合のことです。

CVRが低いwebサイトは、コンバージョンへの誘導があまりうまくできていないと考えられますので、ページ内容の改善が必要となります。

 

CPA(Cost Per Acquisition、コンバージョン単価)

CPAとは、1件のコンバージョンを得るためにかかった費用のことです。

web広告にかけた費用÷コンバージョン数で計算でき、CPAが高いと表示させている広告を改善する必要があるということがわかります。

 

インプレッションシェア(IS)

インプレッションシェアとは、広告が表示される可能性があった回数のうち、実際に表示された回数の割合のことです。

広告が表示された回数÷広告が表示可能だった回数×100(%)で計算でき、100%に近いほど広告が表示される機会の損失が少ないことになります。

 

CPM(Cost Per Mille、インプレッション単価)

CPMとは、web広告を1000回表示させるにあたってかかる費用のことです。

web広告の掲載にかかった費用÷広告が表示された回数×1000で計算できます。

 

CPV(Cost Per View)

CPV とは、動画広告を1回再生させるのにかかった費用のことです。

動画広告にかけた費用÷動画広告の再生数で計算でき、CPVが高いと表示させている動画広告を改善する必要があるということがわかります。

 

CPE(Cost Per Engagement)

CPEとは、1回のエンゲージメントを得るためにかかった費用のことです。

web広告にかけた費用÷エンゲージメント数で計算でき、CPEが高いとweb広告にかけている費用に対してエンゲージメント数が少ないことを示しています。

 

CPI(Cost Per Install、インストール単価)

CPIとは、アプリケーションを1回インストールさせるためにかかった費用のことです。

web広告にかけた費用÷インストール数で計算でき、CPIが高いほどweb広告にかけている費用に対してインストール数が少ないことを示しています。

 

CPO(Cost Per Order)

CPO とは、顧客から1件の受注を得るためにかかった費用のことです。

web広告にかけた費用÷受注件数で計算でき、CPOが低いほど受注件数に対してweb広告にかけている費用が少なく、効果の高い広告となっていることがわかります。

 

ROI(Return On Investment、投資利益率)

ROIとは、投資した費用に対してどれだけ利益を得られたか確認する指標です。

利益(売上-売上原価-投資額)÷投資額×100(%)で計算でき、ROIが100%を下回っていると投資額より利益が低いことになります。

似た意味の用語でROASがありますが、ROASは売上を基準とした指標であり、ROIは利益を基準としています。

 

ROAS(Return On Advertising Spend、広告費用対効果)

ROASとは、かけた広告費に対してどれだけ売上を得られたか確認する指標です。

広告を通した売上÷広告にかけた費用×100(%)で計算でき、ROASが100%を下回っていると広告費用より売上が低いことになります。

似た意味の用語でROIがありますが、ROIは利益を基準とした指標であり、ROASは売上を基準としています。

 

LTV(Life Time Value、顧客生涯価値)

LTVとは、1人の顧客が自社にもたらす利益のことです。

EC(ネット通販)で定期購入などの場合は、解約までの期間毎月利益が発生しますので、1人の顧客の全ての利益を足した金額がLTVとなります。

 

LTVは1回顧客になった人が自社にどれだけの利益をもたらしてくれるのかを判断する時に使う指標となります。

一般的に、年間取引額×収益率×継続期間で計算することができます。

 

webマーケティングを始めるなら用語を知るところから!

webマーケティングを始めようとしても、用語がわからないと内容が理解できません。

まず、よく使われている用語がどんな意味なのかを理解することで、現状の把握と、どう改善していくべきかがわかるようになります。

自社で判断することができるようになれば、広告なども効率よい運用が可能になります。

   

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