だいぶ秋めいてきましたね。今年の夏は特に暑かったので、涼しくなっていくのはちょっとうれしさを感じます。
さて、2年前の夏に受験したクロスメディアエキスパートの更新試験の時期がやってまいりました。
受験時は100%落ちたと思っていたので、合格したときは信じられない気持ちであったことを思い出します。
あの論述式問題での「時間がとてもじゃないけど短すぎるでしょ!」と、どこにぶつけていいのか分からない怒りと焦りの感覚は今でもはっきり覚えています。
今年の夏から論述式は出題形式が変更となり、以前のひたすら文章を書きまくる試験ではなくなったようですね。新試験の合格率等が気になるところです。
弊社のFujita氏が、昨年、この更新試験のブログを書いていて、私もそのブログを参考にしながら今回の試験を受けてみました。
こちらです→https://www.tactsystem.co.jp/blog/post-120/
必要な情報は、ほぼ網羅されており、大きく変更となるようなことはありませんでしたが、何かの役に立つかもしれないので、記録としてここに残しておきたいと思います。
●出題傾向
Fujita氏も指摘しておりましたが、直近2期分の模擬問題からほとんどが出題されます。今回も同様の傾向でありました。
期 | 設問数 |
第27期 | 41 |
第28期 | 94 |
新 規 | 13 |
改 題 | 5 |
合 計 | 153 |
第27、28期の両方で出題があるものは、最新の第28期でカウントしています。
総設問数は153問で、そのうち新規(改題も含む)は18問(9.8%)ということは、直近2期の模擬問題が全部できれば、新規の問題を全部落としても合格できることになりますね。
なお、合格基準は去年の9月より、従来の70%から80%に引き上げられています。引き上げられてはいますが、新規が10%程度であれば、乗り越えられそうですね。
ちなみに、新規の問題について、設問にある言葉の意味をネットで調べていたら、Wikipediaに似たような文が散見されたので、調べるときは、最初にWikipediaから見ていくと良いかもしれません。
●試験結果
試験の結果は98点でした。模擬問題やインターネットを見ながら受験できましたので、当然といえば当然の結果でした。2点はケアレスミスで、時間無制限であってもケアレスミスは発生してしまうものなんだなあと反省。
●記述式
記述式は今回もカリキュラムに絡むもので、このクロスメディアエキスパートのカリキュラムに沿って学習したことが役立った場面や、提案の実践例を400字程度で記述してくださいというもの。ほぼ、アンケートに近いものですので、気負って書く必要はありませんが、私は会社としての取り組み状況を書いて提出しました(丁度400字ぴったりでした)。
●更新試験の存在について
この更新試験はそれなりに時間が取られますが、やっぱりあった方が良いなあという感じがしました。特にクロスメディアの分野は日進月歩ですので、新しい模擬問題と新規の問題で知識をブラッシュアップしておくことには大変意義があると思いました。
私はDTPエキスパートも昨年取得しましたので、これから、クロスメディアとDTPの更新試験を、毎年、交互に受けることになりますが、新しい知識を習得できることを楽しみに今後も続けていきたいと思っています。