先日iPhone11等が発売されてカメラ機能の進歩がものすごいですが、一眼レフも負けていません!
個人的にはこの機能を使って夜景を撮りたくてカメラをやっている部分もあります。
ということで、今回はシャッター開放機能のお話です。
一眼レフはシャッターの閉まる速度を幅広く設定できます。
D5600場合1/4000〜30秒で設定でき
高いカメラだと1/8000以上も可能のものもあります。
ちなみに撮るだけなら1/1500以上の速さで連写させ
人間がジャンプしてる写真を撮ると空中浮遊の写真が撮れます。
今回はその逆でシャッター速度を遅くした場合のお話です。
開放時間が長いとたくさん光を取り込めるので通常では撮れない写真が撮れます。
逆に手持ちだと必ずブレるので三脚が必須です。
ざっくりと用語の説明しておきます。
F値…レンズの明るさ 数値が小さければ小さいほど明るくなり、レンズの金額が高くなります。
ISO感度…数値が高ければ高いほど光が弱くても撮影可能。ただし無理して撮る部分でもあるので粒子は粗く、汚くなっていきます。
前提としてすべての写真でフラッシュは使っていません。
時間的には20:00以降でかなり暗めの環境です。
画像サイズ以外は加工無しです。
1枚目は単焦点の明るめのレンズ(50mm f/1.8 G)でとったもので
F値 1.8 シャッタースピード 1/13秒
真夜中でもここまで明るく取れます。
2枚目は標準レンズ(18-70mm f/3.5-4.5 G)で
F値 3.5 シャッタースピード 1/30 ISO5600
さっきよりレンズは暗いはずなのに、シャッタースピードを更に遅くしISO感度を上げると更に明るく取れます。
3枚目は焦点レンズ(50mm f/1.8 G)で
F値 1.8 シャッタースピード 6秒 ISO100
夜中の10時に撮影した写真です。
4枚目は焦点レンズ(50mm f/1.8 G)で
F値 7.1 シャッタースピード 15秒 ISO100
この写真実は歩行者が歩いている写真です。開放時間が長いのでこんな写真が取れます。
ベンチで話している人は殆ど動いていないので写ってはいますが、
歩行者は動いているので撮影すると人が消えてしまいます。よ〜くみると痕跡が見えます。
同じ手法で
F値 14 シャッタースピード 8秒 ISO125
こんな感じの光の軌跡が取れます。
同じ撮影と言っても撮り方で結構変わってくるのでなかなか難しいですが
機会があったらこんな感じでシャタースピードをいじって遊んでみるのもおすすめです。